
世の中には、色々な食品を使ったダイエット方法があります。
バナナダイエット、オートミールダイエット、ピーナッツダイエットetc...
基本的にはどれも今まで食べているものを低カロリーな食品に置き換えることで、ダイエットを効果的に進めていくことができる方法です。
その中でも「枝豆ダイエット」は、初心者の方でも比較的効果を実感しやすくとてもオススメです。
「枝豆」は大豆を未成熟で青い間に収穫したもので、実はかなり低カロリーな食品です!
今回はそんなお酒のつまみでも定番の「枝豆」を使った、「枝豆ダイエット」について詳しく解説していきたいと思います。
枝豆ダイエットがオススメな理由!

なぜ、枝豆はダイエットにオススメな食品なのか?
その理由は主に5つあります。
枝豆は1個あたりの糖質量がとても低い!
枝豆は100g(生の状態)で、わずか4gほどの糖質しか含まれていません。
お茶碗1杯のご飯の糖質が約70gほどですので、枝豆はかなり低糖質な食品と言えるでしょう。
今まで食べていた糖質食品(ご飯やパンや麺類など)をこの枝豆に置き換えれば、糖質制限ダイエットとしてとても効果的です。
枝豆は食べるのに時間がかかる為、少ない量でも満腹感が得られる!
枝豆の実はさや(表面の皮)に包まれている為、食べる際は一房ごとにさやを剥いて食べる必要があります。
実はこの枝豆を食べる際の手間が、ダイエットにはとてもポジティブに働きます。
チマチマと食べるような作業を必要とする食事は、満腹中枢をとても刺激しやすく、結果として比較的少ない量でも食欲が満たされたように錯覚する効果が期待できます。
枝豆は食物繊維が豊富に含まれ、腸を整える効果も期待できる!
枝豆には、ダイエットで特に不足しやすい食物繊維が豊富に含まれている点も見逃せません。
水溶性、不溶性の食物繊維が2種類どちらも枝豆には含まれており、ダイエット中の便通改善にも効果が期待できます。
枝豆は調理がとても簡単!
枝豆は塩水で茹でるだけで簡単に食べることができるので、気軽にダイエットに取り入れることが可能です。
また更なる時短調理の方法として、電子レンジを使った枝豆レシピも存在します。
こちらは後ほど詳しくご紹介していきます。
枝豆は実はタンパク質も豊富!
枝豆は大豆を早い時期に収穫したものなので、納豆や豆腐などの大豆製品と同じく高タンパク質な食品でダイエット中の筋肉維持にも貢献してくれます。
大豆は、プロテインの原料になるほどタンパク質に優れた食品です。
元々お肉や魚を食べるのがどうも苦手といった人は、この枝豆やその他の大豆製品をダイエットの食事メニューに取り入れると効果的です。
枝豆ダイエットの効果的な方法は?

それでは、どのように枝豆を食事に取り入れるのとダイエットに良いのでしょうか?
ここからは効果的な枝豆ダイエットの方法をご紹介していきたいと思います。
食前に枝豆を食べておくことで食事の食べ過ぎを防ぐ
ほとんどのの場合、ダイエットでは摂取カロリー(食事量)を減らす必要があります。
枝豆を先に食べておくことで、食事の量を減らしても空腹感を感じにくくなることでしょう。
このようなストレスを緩和させる手法は、ダイエットを長続きさせるにあたってとても効果的です。
またダイエット中は徐々に食事の量を減らしていくことになる為、ダイエット生活が長く続くほど空腹に耐えられなくなり、我慢出来ず食べ過ぎてしまうといったことが起こりがちです。
その場合も枝豆を食前に上手く取り入れることで、空腹による食欲の爆発をある程度抑える効果が期待できます。
食事と食事の間(食間)の低カロリーなおやつ代わりとして
次にオススメするのは、枝豆を食間のおやつ代わりとして利用するダイエット方法です。
枝豆は先に調理しておけば持ち運びにも便利で、外出先などでもダイエット用のおやつとして手軽に食べることができます。
今までスナックやチョコレート菓子などをおやつとして食べていた人は、これを枝豆に置き換えるだけでも大幅なカロリーカットができることでしょう。
またダイエット中は(特に夜間など)、無性にお腹が空いてたまらない時があったりするものです。
しかし、夜遅くに摂る食事は脂肪分解の大きな妨げになってしまいます。
こんな場合にも枝豆を冷蔵庫にストックしておけば、カロリーを摂り過ぎることなく空腹感を紛らわすことが可能です。
どうしても体重が落ちなくなった場合は枝豆置き換えダイエットも◎
ダイエット中どうしても体重が落ちなくなってしまった時など、ダイエットの停滞を打破する為のカンフル剤として、この枝豆を置き換えダイエットに活用することもオススメです。
実際にダイエット指導を行っているクライアントがダイエット後半の停滞期に入ってしまったケースの時などは、夕食を4日間枝豆とプロテインに置き換えてもらうようお願いしただけで1kg以上も更に体重を落とすことができた例もあります。
ただし栄養面や代謝量維持の観点から、頻繁に枝豆置き換えダイエットをすることは避けるようにしましょう。
ダイエットを頑張っているのにも関わらずどうしても体重が落ちなくなった時などに、1食だけを枝豆に置き換えるようにすると良いでしょう。
また枝豆置き換えダイエットを取り入れる場合は、枝豆だけではなく同時にタンパク質も摂るようにしましょう。
ホエイプロテインなど、良質なタンパク質を摂ることで筋肉の維持を心掛けることもダイエット成功には大切な要素です。
枝豆ダイエットの注意点やデメリット

低糖質でタンパク質も豊富なダイエットにはうってつけの枝豆ですが、注意しておかなければならない点もいくつかあります。
枝豆ダイエットの際は塩分の摂り過ぎに要注意!
枝豆の調理には塩で味付けをする場合がほとんどかと思いますが、その際に塩分を気付かない内に摂り過ぎていた...といったことが枝豆ダイエットには起こりがちです。
塩分の摂り過ぎは健康の為だけでなく、ダイエットで見た目を整える為にも避けるようにしたいところです。
塩分を摂り過ぎてしまうと常日頃から浮腫がちになってしまい、結果としてダイエットのモチベーションに影響を与えてしまう可能性があります。
枝豆を調理する際は、使用する塩の量を出来るだけだけ控え目にするようにしましょう。
また枝豆ダイエットによる塩分過多で浮腫が気になってしまうような場合は、カリウムを多く含む食品を意識して食べるようにしましょう。
カリウムは塩分(ナトリウム)と反対の働きをする栄養素で、体の水分を体外に排出してくれる効果があります。
特にほうれん草や小松菜などは低カロリーかつカリウム豊富な食材になり、ダイエット中の浮腫み解消にとてもオススメです。
枝豆といえども食べ過ぎには要注意!
枝豆はかなり低糖質でダイエットの間食に向いている食品なのですが、食べ過ぎるとやはりカロリーオーバーになってしまいます。
枝豆は低糖質・高タンパクですが脂質もある程度含んでいる為、低糖質ダイエットには効果的な反面、カロリーも少なからず持っている食品だということを理解しておきましょう。
ついつい際限なく食べてしまいがちな枝豆ですが、ダイエットの際にはあらかじめ量を決めて食べるようにするのが良いでしょう。
具体的な量として、1日にお椀1杯分くらいの枝豆を食前食後や食間に食べるようにするとダイエットに効果的です。
実際に枝豆ダイエットを行なった人の口コミは?

次に、枝豆ダイエットには実際どれほどの効果があるのか?
ネット上に集まる、枝豆ダイエットを体験した人達の口コミを調査してみました。
加えてそれぞれの口コミを徹底分析していこうと思います。
「半信半疑で枝豆ダイエットを試してみたら、まさかの9kg減!!」
最初は「枝豆なんかで本当に痩せるの?」と枝豆ダイエットに半ば疑いの目を持っていた私ですが、糖尿病の父がダイエットの為に必ず食前にサラダを食べるよう医師から指導されていることを知り、私も真似をして枝豆を食前に取り入れるようにしてみました。
主に夕食の前に枝豆を食べるようにしたのですが、そうすると夜以降あまりお腹が空くことがなくなり、以前に比べて夕食はもちろん、あんなに我慢できずに食べてしまっていた夜食の回数もかなり減りました。
3ヶ月後には、なんと人生初の9kgものダイエットに成功することができたのは自分でも驚きです!
【口コミ分析】結果的に食事量が減り、大幅なダイエットに成功
この方は主に食事の前に枝豆を取り入れたことで、遅い時間帯の食事量を減らすことに成功したようです。
ダイエットで行う食事管理の鉄則は、遅い時間にカロリーを摂り過ぎないことです。
この方は枝豆ダイエットによって、見事にその要所をクリアすることができました。
また枝豆は食物繊維が豊富に含まれているので、比較的少ない量でも満腹感を得ることができるということも大きなポイントです。
「ダイエット中の間食がやめられない私にとって、枝豆は神です!」
今まで人生で何回もダイエットを決意して頑張ってみたものの、職場や自宅で間食をしてしまう習慣を中々やめられず、いつもダイエットが長続きしませんでした...。
そんな時たまたま枝豆ダイエットなるものをネットで知り、ちょうどお酒のつまみにも良いだろうと業務スーパーで大量購入。
普段食べていた洋菓子系の間食を枝豆に置き換えてみたところ、体重も目に見えて落ちていくようになり、ダイエットを楽しみながら今でも続けることができています!
間食が人生のささやかな楽しみである私にとって、枝豆はダイエットの強い味方です。
【口コミ分析】間食をやめないことで逆にダイエットを習慣化できた
こちらは、間食に枝豆を上手に活用したケースです。
今まで間食が習慣になっていた人にとって、いきなり間食をバッタリ控えてしまうのは中々難しいもの。
ただでさえダイエットで運動や食事管理といった新たな習慣を取り入れるだけでも大きなストレスなのに、そこに加えて間食断ちまでとなると、ダイエット自体に嫌気がさしてしまうことだってあり得ます。
この方の場合、間食を無理して控えるようなことはせず枝豆などの低カロリーなものに置き換えることで、結果的に長くダイエットを続けることに成功し、より体重を落とすことができたと考えられます。
「枝豆でダイエットの停滞期を打破!20代の頃の体に戻れました!」
継続的な食事管理と筋トレである程度のところまでダイエットには成功したものの、目標まであと一歩のところでまさかの停滞期に。。
トレーナーさんに相談したところ、一定期間だけ摂取カロリーを大幅に減らすサイクルダイエットなるものを勧められ、夕食を今まで食べていたチキンから枝豆に思い切って変更をすることに。
するとなんということでしょう!
あれほど動かなかった体重がスルスルと、更に落ちていくようになりました。
ダイエットの停滞期に悩んでいる方に枝豆は本当にオススメです。
【口コミ分析】枝豆ダイエットで体に新鮮な刺激を与えることができた
このケースではダイエットの停滞期から抜け出す為に、枝豆を上手に利用しています。
ダイエットを長く続けていると、この停滞期というものに必ず打ち当たります。
そこから更に体重を落としていく為には、摂取カロリーを今まで以上に落としてあげることが必要になってきます。
ここでダイエットが予定通り進まない焦りから、間違って断食ダイエットなどをしてしまことはNGです。
そこで重要なのが、食事を低カロリーな食品に上手く置き換えていくことです。
枝豆などのかなり低カロリーな食品で置き換えダイエットを一時的に行うことは、とても良いアイデアです。
体は摂取カロリーの不足を敏感に察知し、体脂肪の分解を促してくれることでしょう。
超時短!?枝豆のオススメ調理方法とは

枝豆の基本的な調理方法として、茹でる方法が一般的に知られています。
そこで超時短に枝豆を茹でる方法として、電子レンジを使用することがとてもオススメです。
枝豆を電子レンジで調理するメリットは主に2つあります。
①お湯を使って茹でる場合と違い、栄養を閉じ込めたまま枝豆を調理することができる
②電子レンジで加熱調理をした方が、枝豆の甘さが引き立つ
ここではそんな良いことづくめな、電子レンジを使って枝豆を美味しく調理する方法をご紹介していきます。
1.最初に枝豆をよく水洗いする

買ったばかりの枝豆は土や埃などが付着している場合があるので、まずはしっかりと流水で汚れを落としておきましょう。
2.枝豆全体に塩をよく揉み込む

洗い終わったら、次に塩を枝豆全体に振りかけてしっかりと揉み込んでいきます。
ここで注意して欲しいのは、塩の使い過ぎです。
塩分の摂り過ぎは浮腫みに直結してしまいますので、特にダイエット中は少なめの塩を意識するようにしましょう。
3.電子レンジ(500w)で5分加熱

軽くフタまたは、ふんわりとラップを被せて電子レンジで加熱すれば茹で枝豆の完成です。
目安として、500wの電子レンジで5分と覚えておきましょう。
好みに合わせて微調整してもOKです。
枝豆ダイエットに向いている人はどんな人?

枝豆ダイエットについて多方面から深掘りしてきた今回ですが、最後にこの枝豆ダイエットが特に向いている人についてご紹介していきたいと思います。
枝豆ダイエットに向いている人
その1.「お酒をよく飲む人」
まず最も枝豆ダイエットに向いている人は、ズバリ酒飲みの方です!
よく「お酒をやめられないせいでダイエットに成功しない」という声を聞きますが、お酒をやめずとも十分にダイエットを成功させることは可能です。
実は、お酒自体のカロリーはそこまで高くありません。
ダイエットの成功にブレーキをかけてしまっているのは、お酒ではなく一緒に食べているアテが原因であることがほとんどなのです。
アルコール飲料を嗜んだ際に、唐揚げやポテトに代表される揚げ物が欲しくなってしまうといった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
そこで枝豆をこれらの揚げ物の代わりに食べるようにすると、ダイエットには効果抜群なこと間違いありません。
枝豆ダイエットは、お酒好きの方にこそ取り入れてもらいたいダイエット法です。
枝豆ダイエットに向いている人
その2.「口寂しさを感じやすい人」
2番目に枝豆ダイエットが向いている人は、何かを常に食べていないと落ち着けないようなタイプの人です。
そういった場合、ノンシュガーのキャンディやガムを活用することでダイエットのストレスをある程度軽減できることでしょう。
ただし、合成甘味料の摂り過ぎが気になるといった方にはこの枝豆がオススメです。
健康の面から見た場合、ガムやダイエットソーダなどの人工的な食品よりもオーガニックな枝豆の方が、現代人に不足しがちな食物繊維も同時に摂れるなどメリットはいっぱいです。
まとめ
枝豆は低カロリーなだけでなく、高タンパク、食物繊維豊富でダイエットにはイチオシの食材です。
お酒のつまみというイメージの強い枝豆ですが、ダイエット中の間食に上手に利用することで、実際に大幅なダイエットに成功したという声も多く聞かれます。
塩分と食べ過ぎに注意して、枝豆ダイエットであなたも成果をあげてみてはいかがでしょうか?
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