多くの人たちは、ダイエット中のトレーニングは「消費カロリーを増やす為」や「脂肪を燃焼させる為」

に行っていると思っています。

​

正しいボディメイク（具体的には筋肉を残し、体脂肪だけを落とした体脂肪率の低い、引き締まったカ

ラダを作る事）の為には、この考え方を変えてもらう必要があります。

​

基本的に脂肪は、カロリー収支で落としていきます。

​

有酸素運動でも脂肪を燃焼させる事はできますが、その際に体は脂肪と同時に筋肉も分解しようとして

しまいます。

長時間の有酸素運動によって、筋肉が失われてしまう事は、駅伝大会などで見る長距離ランナーの体を

見れば納得してもらえると思います。

​

また、実はあまり知られていない事ですが、脂肪は安静時に最も燃焼され、安静時には身体が活動する

為のエネルギーの約７０～８０％を体脂肪の分解によりまかなっていると言われています。（ランニン

グでは、約２０％）

​

では、なぜトレーニングを行うのか？

 

「それはズバリ、ダイエット終了後にも筋肉を残す為！」です。

​

カロリー収支の調整により、普段よりもカロリー摂取を減らしたアナタの体は、その分のエネルギー不

足を補おうと脂肪と筋肉を分解し、それをエネルギーに変えようとします。

​

その時に筋肉を激しく使うようなトレーニングを行うことにより、あなたの体に「筋肉は普段こんなに

使っているから、落としたらダメ！」と、サインを送ってあげるのです。

​

​それにより、体はアナタの体には筋肉が必要とみなし、筋肉を落とさず、脂肪だけを落としていってく

れるようになります。

​

​

具体的には、

​

女性なら、「バストサイズを落とさずにウエストのサイズだけを落とす」

男性なら、「脂肪だけが落ちるので、腹筋のシックスパックが見える」

​

ような見た目にすぐに出る成果を期待する事ができます。

​